プノンペンで見つけた、水槽内の流木

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 筆者が行くプノンペンのカフェは、カフェラテ1杯が4$弱、2.5$、1$と値段も様々です。その日の体調によりいずれかに行き、そこで仕事をします。一人で静かでないと仕事ができない人もいるそうですが、筆者は逆で、ザワザワしたところだと仕事が進みます。2時間でまたカフェを変えて歩きます。アジアは暑いので1時間歩くと汗が出ます。そして、近くで見つけたカフェでまた涼んで、仕事して帰るという感じです。

 その行きつけの一つ、2.5$のカフェがゆったりしたところで、ディスプレイもよい感じです。水槽もあり、魚が泳いでいます。写真では暗くて見えませんが熱帯魚が流木の間を泳いでいます。流木の枯れた感じと熱帯魚の鮮やかさが対比で「そうか、流木をそういう背景に使うセンスはありだな」と感じました。コントラストで悠久と元気な今を表現する。

 流木は能登地震の海辺にあるものを集めてホワイエで扱えないかと模索しています。現地でその準備に動いてくれている元スタッフもいるのですが、日本海側は冬はどんより天気も悪く、集めるのも乾かすのも、塩抜きにも苦労しているようです。誰でもができる仕事作りのアイデアの一つです。それに協力してくれる人たちに「こんな使い方」集とでもいうようなものを見せてあげると励みに(インスパイアー)なるやもしれません。

 はるか4000km離れた日本の能登とカンボジア、これからはそこへの想いを伝え合う。距離を超える想像力、教育の一つのテーマとして他への共感、痛みを感じる想像力の育成が大事でしょう。花ストーリーは、そんな狙いで国境を越えてやっています。ご興味のある方はedu@shakai-kigyo.netにお送りください。