この寺院はシヴァ神に捧げられた寺院ですが、真ん中にシヴァ神とパールヴァティ女神との結婚を描いた祠があります。そのためか、新婚カップルが訪れたりするそうで、私たちは幸運にも結婚式に出会ったというわけなのです。
シヴァ神とパールヴァティ女神の結婚の場面には、シヴァ神の結婚のお祝いに集まってきたブラフマ神、ヴィシュヌ神、そして父親とパールヴァティ女神が彫られ、左の方から右の方に時間が経過していきます。
この祠の周りの彫刻にはヴェーダ時代の神々、例えばアグニの像もあります。
それだけでなく、なんと北斗七星の姿も!
インドでは「セプタリシ(七人の聖仙)」と呼ばれていて、そのうちの一人ヴァシュシュタを表す星の横には小さな伴星があります。
この伴星はインドではアルンダティという賢明で貞節な女性であり、ヴァシュシュタとは夫婦だとされています。
ヒンドゥー教の結婚式ではこれにちなんでアルンダティのいる空の方向を二人でさし示して誓いを立てます。
なんと、さらに偶然にも先ほど式を挙げていた二人が、この誓いを立てている場にも出会いました。
(3へつづく)


シヴァ神とパールヴァティ女神の結婚の場面

感極まる花嫁さん

アルンダティのいる空を二人でさし示して誓いを立てる