8月の話題ではないのですが、半年後の2月14日はバレンタイン・デーですね。
日本は寒くて、女性がチョコレートを好きな男性にプレゼントするというのが定番になっていますが、他の国は違うという話はよく聞きます。ヨーロッパだと男性が赤い下着などを好きな女性にプレゼントする国もあるとか。では、東南アジアの国々はどうでしょうか?今回はカンボジア編です。
袋菓子のチョコレートをみんなに配る(友チョコ?)ようなことはあるようで、みんなで配って食べたりするのですが、カンボジアの2月は乾季でだんだんと最も暑くなる4月に向けて暑くなる時期ですので、大事にチョコレートを取っておくということはありません。すぐに溶けてしまいます。もらったらそこでみんなで一緒に食べる、こういう習慣です。
ではほかに何かプレゼントするのか?ということなのですが、この時期にプノンペンなど都市部に行くと、道端に一輪ずつラッピングされた赤いお花を売る屋台のような店が出てきます。どうやらこれをプレゼントするという習慣があるようです。街中で見かけた若者向けの小説を中心とした本を売るお店でも、キャンペーンで1週間ほど本を買ったら1輪プレゼントというようなことをやっていました。
たまたまプノンペンの街中を移動していた時に見かけた赤やピンクの花を運んでいるドライバーさん。カーネーションが多いようです。日本では5月の母の日需要ですけど、カンボジアは2月のバレンタインなんですね。