アジアへ行くとよく見かける花がハイビスカス。
今回はインドとフィリピンで見かけたハイビスカスを紹介したいと思います。
日本でも定番の赤以外のハイビスカスを見かけるようになってきました。オレンジや黄色のハイビスカスを園芸品店で見かけられた方もいるかと思います。
アジアでもいろんな色のハイビスカスをみます。ただ、違うところはオールド系といわれる在来種が中心で、花も小型一重のものがほとんどです。そして雄蕊がとても長い…ように思います。
では、フィリピンのハイビスカスから。町の通りのあちこちでよく見かけるハイビスカスたちです。南の強い日差しと明るい青空…とハワイを思わせる背景なのですが、小柄なハイビスカスたちなとても可憐で、丈の高さは違っても思わず河原撫子を思い出してしまいます。 色も淡い色が多いのが印象的でした。
次はインドですが、このハイビスカスたちは南インドにあるチベット寺院の庭に咲いていたものです。ハイビスカスの和名をブッソウゲ(仏桑華)というそうです。が、これは元々中国神話に出てくる扶桑樹という生命樹の花(扶桑花)が由来だそうです(日比谷花壇さんによる)ので、残念ながらチベット寺院だから植えられているのではなさそうです。ちなみにインドでは150種類以上のハイビスカスを見ることができるよといわれました。
まずはハイビスカスのパーゴラ(?)花のアーチができていたので思わずとった写真です。残念ながらこの日は曇りで小雨模様。スマホのレンズでは色を再現することができず残念です。
2番目は黄色の縁取りが鮮やかなオレンジ色のハイビスカス。ハイビスカスの花は1日で枯れてしまうので、色の変化も早いです。咲き始めは縁取りが鮮やかですが、満開になるにつれてオレンジ色が強くなるようです。3番目と4番目はピンク系なのですが、花びらの形や色目が微妙に違います。
小雨のせいか、南国の花というよりも日本の芙蓉を思わせるような雰囲気でした。