CWB ヤンゴンチーム
ヤンゴンチームの中では、ゲンゴッパの花を思い入れのある花として挙げてくれる人が多かったです。
やないさんは「お父さんがお母さんによくこの花を贈っていました。とてもいい香りがします。僕は女の子に渡したりしなかったけど…」と書いています。渡さなかったけど…といいつつ、彼女は受け取らなかったとも書いているので、本当はどうなのでしょう??
ニィニィもこの花を挙げてくれています。英語名がアイアンウッド(和名でも鉄木)というだけあって、枝もとても硬いそうです。若木の頃は先端の葉が赤色を帯びるのも特徴だそうですが、何よりも「愛情の象徴」だとか。
花は一重の白い椿に似て、黄色い花芯(雌蕊)がよく見えます。椿と違うのは花芯の真ん中から1本雄蕊が伸びているところです。また一輪ずつではなく、たくさんの花が群がって咲くようです。ヤンゴンチームが紹介してくれた写真の中には、白い花弁がクッタリとしているものを花束にしたものもありました。日本人の感覚からすると??なのですが、この花はとてもいい香りがするそうです。花の香りは蕾から花になる時か、花が萎む時のどちらかが一番強いそうです。ミャンマーの人にとっては、この花は「香りの花」なのかもしれません。