ZIZAWAの花(梔子の花)

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クチナシの花は日本でも好きな方が多いのではないでしょうか。ミャンマーではジザワと呼ばれていて、スエさんが好きな花にあげてくれました。日本と全く同じ姿ですし、ミャンマーでも生垣のように家の境界に植える花だそうです。
で、スエさんが教えてくれたところによると、この花は「秘密の愛」を表すそうで、恋心はあるけれどまだまだ秘密という人が、この花を愛でるのだそうです。「色にでにけり 我が恋は ものや思ふと 人の…」という和歌がありますが、ミャンマーでは色ではなく梔子の花の香りが「もの思ふ」印になるのかもしれません。
また様々な薬効でも有名だそうです。日本でも生薬の一つとして梔子の実を乾燥させて使います。ミャンマーではどのようにして使うのでしょうか?ニィニィさんが紹介してくれている伝統薬局の様子を見ると、乾燥してから粉にして、さらにその粉同士を色々と処方して使うようです。梔子が入った処方にどんなものがあるのか、ニィニィさんからの続報を期待しています。