大家族の集まるお祈りの儀式

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 3年ぶりにバリに行って、真夜中に到着。翌朝、「今日は親戚一同が祠に集まって儀式があるから見てごらん」とホテルのオーナーから誘われて見学させていただきました。

 祈祷師のような男性が中に入って祝詞のようなものを唱えており、周りに女性たちが集まって、お水をかけたりお祈りのポーズをとったりしています。

 これらの装飾品も今はホチキスで簡単に止めていますが、昔は全部自然に返る素材でとめていたようです。ホテルオーナーの奥さん曰く、これを準備するのに5日はかけているが、終わったらあっという間に捨ててしまい、むなしいものよ…と。

終わってからはみんなで集まって食事会。大家族が一堂に介していて、このセレモニーはバリのヒンドゥーカレンダーに基づいて210日(30週*7日)に1度の割合で行われるようです。

「バリはいろんな行事が多くて、そのたびに時間はとられるけどみんながこうやって集まれるのが幸せなんだよ」と教えてくれました。