カンボジアの結婚式 

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 早い子だと10代後半には結婚する子もいるので、カンボジアで若者たちと仕事をし、その中ですでに結婚したり、出産して子育てしているママもちらほらいます。そして私も生徒の結婚式に招待されて出席したことがありますが、親戚はもちろん、これまでお世話になった人、近所の人など、200人近い人が集まり、レストランもきれいなテーブルクロスが敷かれて、円卓でカンボジアの伝統的なお料理をいただき、ドリンクをお互いに注ぎあいながら歓談し、ステージではミュージシャンが歌を歌ったり、ダンサーが踊ったりと、それは一世一代のイベントです。

 男性は白いシャツと黒や紺など色の濃いパンツをはくといったシンプルなスタイルで、女性も中年になれば正装スタイルとして白いブラウスと巻きスカートのような装いですが、同世代の女の子たちはここぞとばかりにおしゃれをして着飾ります。ヘアサロンで髪の毛もセットして、お姫様のようなドレスを着て、びっくりするほど濃いつけまつげをして、別人のように変身する子も現れます。

 そして必ず入り口にはフォトスポットがあり、新郎新婦を囲んで記念撮影をしたり、友達同士やカップル同士でお花などが飾られたゴージャスな場所で着飾った自分でセルフィ―をする子たちで列ができるほど。

かわいいですね。彼女はかつてCWBカンボジアの寄宿舎にいた女性ですが、いつもよりも大人びて見えます。うしろはこのように色とりどりの花(造花ですが)に囲まれ、撮影を楽しんでいるようです。

カンボジアで結婚式が多いのはカンボジアのクメールニューイヤー(4月半ば)辺りや、雨期が終わりかける10月ごろから寒くなる12月前くらい。ほとんどが屋外なので、お天気や気温も大事な要素です。