カードを付けてブーケでプレゼントー遊び心が面白い

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ショッピングモールに行ったら賑やかな店があった。服の店なのだが、その前に列ができ、皆楽しそうだ。リニューアルオープンの企画として、店のカードを付けて、誰かにプレゼントするということで、みんな楽しそうにメッセージを書いている。ブーケも自分で花を選べるようになっている。だからワイワイなのだ。

観察すると何か買えば良い様で、その条件は緩いようだ。だから儲けよりいわゆるセールスプロモーションなのだろう。この企画は店側が考えたのか、持ち込み企画か分からないがいろいろなインスパイアー(刺激)の要素が入っている面白企画であることは間違いない。しばらく観察してから離れたら、ブーケを持った女性が二人、そのブーケを話題にして楽しそうに話しながら歩いている。そういう楽しさを創出していく素材として花は有効だ。嫌味がなくオシャレなのだ。 これが他の景品だったらどうだろう?きっと、喜びはするが楽しさの輪を作り出せないだろう。花を素材にして、どう演出するか?マッシュアップ「2つ以上のものを混ぜて新しいものを作る」ことができる素材はそうはない。花には嫉妬や悲しみなどマイナスイメージを持った花言葉があるだろう。でも、それはどこか優しい。「繋ぐ」が時代のキーワードだが、次代を、多種の宗教を、民族を「楽しく繋ぐ」、そんな事例の一つとして紹介した。