日本とアジア、その元気の違いは、日本の平均年齢が49.9歳(なんと世界第3位)で、カンボジアの平均年齢が27.9歳ということからも一目瞭然。株式会社アジアと元気も、アジアから元気を日本に取り込みたいと、ホワイエの代理店としてカンボジアのプラント&ガーデンフェアに参加します!
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ホワイエもアセアン市場に目を向けています。アセアン10か国の人口は6億人を超え、若く新しいことに意欲的な実験ができるからです。4回目になるフェアの主催者・ソペアックさんは造園設計者でいくつもの大きなモールなどの設計に関わっています。
そもそも、そのフェアに集まる人はどんな人なんだろうか?と、マーケットへの仮説をたて、それを検証するのがホワイエから学生に与えられた大きなミッションです。フェアで売り上げをあげることも大事ですが、育成+実験という視点で見ると、今回の狙いは検証までやって、イベントを企画する上での一つのサイクルを理解することなんじゃないか?と。
議論を積み重ねた結果・・・。
カンボジアでは花が宗教のお供え物として強くあり、それは日常的に活けられるが、結婚式などの大きなお祝い事で用いる高級品としての使い方もある。その中間の日本で親しまれているような、暮らしの中で楽しむような花の文化が少ないのではないか?そして、切り花は隣国からの輸入が中心で、カンボジアの中で栽培されているのは観葉植物といったグリーンのものが多く、そっちのほうがエンドユーザーとしては買いやすい価格だろう。また、年間通して気温の影響で切り花はすぐに枯れるので難しいようだ切り花はすぐに枯れるので難しいようだ。なので、観葉植物を飾れるような鉢を中心に提案してみたらどうだろうか?フェアに来場する客としては、ソペアックさんのような造園や環境デザインに携わっているような人か、エンドユーザーのどちらかではないか。としたら、商品としてもインテリアとしても使えそうな高価格帯と、すぐに使えそうな低価格帯と2つに絞って商品を選んでみよう!という仮説と提案内容にしてみることになりました。次回は、具体的な商品選びです!
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