インドネシア・バリ:ペンジョール

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ガルンガン祭礼日(ヒンドゥーの祝祭日)に興味をそそるモノがあります。それは、ペンジョールと呼ばれる、まるで三日月のように曲がった形をした長さ約10メートルのモノで、ガルンガンの前日の夜に、作って、扉や入口の右側に置かれます。ペンジョールは、主に竹でできており、ココナッツの葉で装飾され、通常、伝統的なお菓子や穀物で飾られます。

目的は、私たちが授かった財産について、神に対し、感謝と喜びを伝えるためです。ペンジョールは、山を象徴しているので、とても高く作られています。竹もまた、山の象徴です。山は神のいる神聖な場所であり、私たちを満たし、守ってくれています。

ガルンガンから35日後、ペンジョールは燃やされ、その灰は、埋められたり、海にまかれたり、自然から自然へ返されることになります。

忙しくてペンジョールを作る暇がない家族は、伝統的なお店で買い、飾ることもあります。

バリのクリスマスツリーのような感じでしょうか。