「森へ、緑ある世界へ!」を目指すホワイエ

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フィリピン、ミンダナオ島の「マタンパの森」で仕事づくりの支援できないか?
  ボヘミアン風  

ちょっと地理と行き方を最初に説明します。フィリピンのミンダナオ島はルソン島(本州より広い)に次ぐ大きな島です。その北部に位置するカガヤンデオロ空港に行き、このマタンパの森のあるサライ市には車で3時間かかります。

さらにサライから30分ほど坂道を4輪駆動車で登ると森に着きます。ここは8町歩の広さがあり海も見えて絶景です。温度も下界より5度ほど低く、風もあり爽やかです。この森は私たちが付き合う紙製品の会社・SHAPIIの創業者・ロレッタさんのお主人が医者で所有していたものでした。その息子のニールさんが遺志を継いで、ここに自然を活かした憩いの場所の建設を志しています。

 30年前の当時はモスリム系の新人民軍が、ここら山岳部を拠点にしていました。2017年にはイスラム過激派の影響で内戦化しヘリコプターが上空を飛ぶ時期が5か月間続きましたが、2019年には自治州として安定化しました。そんな歴史にお付き合いして30年、マタンバの森は平和の象徴のように見えます。ここにホワイエでインターンをする後藤薫平君(大学2年生)が訪ねました。経営者のニールさんはサライ・コミュニティー・スクールで社会起業講座(写真)を持っており、次世代の若者育てをしています。ニールさんは日本とも繋ぎ、若者同士で連携したらよいと考えています。

 経営的には投資時期で、もっと仕事作りをしないといけません。現在、2家族10人ほどが働いています。彼らが自発的に働いている姿が印象的でした。植物相手ですからやろうとしたらいくらでも仕事はあります。水のホースを引っ張りつつ水をまいていたかと思えば、次は電線を担いで簡易ロッジに明かりを灯す作業をしていました。マタンパの森近くの村には400人の人が住んでおり仕事を欲していますがサライの町までの交通手段がなく、すぐ近くに建設中のこの森で働くことを期待しているわけです。ニールさんは町中にあるシャピーをここに移し紙の原材料であるコゴン草も育てようと考えています。

で、ホワイエは呼びかけます!
①仕事作りのアイデアーハーブの植栽、コオロギの生育、水耕栽培でレタスなどの栽培…
②ここに簡単な日本家屋風ロッジの建設協力(100万円もかからないでしょう)
③日本からツアーで訪問です。興味のある方はホワイエ齋藤(saitou@flowerbasket.jp)までお問い合わせ下さい。