インドの絹織物の里「インドのお蚕さん」

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絹の手織り工場のご主人が「じゃあ、この前工程へ行こうか」と言って、工場を出てズンズン歩き出す。
ほれっと言わんばかりに畑の真ん中を歩いて、生のとうもろこしやらムング豆に茄子を見せてくれる。
一体どこへ…。と思っていると私の背丈ほどの細い木が一列に植えられている場所に出てきた。これはもしや…マルベリーと英語が聞こえる。
まごうことなき「桑」。
この一列の間をくぐると桑畑に出た。
背丈ほどの桑が風除けの代わりになっていて、真ん中、その向こうと成長度合いの違う桑が植っている。
ここだけではないのだろうが、蚕用の桑もこの村で作っているらしい。
と思っていたら、3代つづきの家族同士の友人の家だという。
どたんと横たわる大きな牛の向こうの入り口へ早く入れとせかされる。
せかされたわけは、入った途端にわかった。 お蚕さんたちの部屋なのである。隙間から余計な虫が入らないように新聞紙が詰め込んである。
まだ小さなお蚕さんたちがびっしりと桑で満腹になって眠たそうだ。

インドの桑の葉

インドの桑畑

インドのお蚕さん

隙間から虫が入らないよう新聞紙が詰めてある